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サウナの知識 

【超初心者向け】「ととのう」とは!



 目次






 「ととのう」の意味 

【整う(ととのう)】

サウナ用語の一つであり、サウナ内で高温による発汗を行った後、外部の冷却施設や冷たい水風呂、氷水などで体温を急速に下げることで得られる解放状態や快感のことを言います。






 「整う(ととのう)」ってどういう状態? 


この温冷コントラストによって、血行が促進され、体内の老廃物が排出されるとともに、心身がリラックスし、調和を取る状態に近づくとされています。


他にも、どこかに飛んでいきそうな感覚

    感覚が研ぎ澄まされた感覚

    体が軽くなる

    昇天する

    頭がクラクラして脳内がすっきりする感覚

など、様々な言葉で表現されています。

このような感覚のことを「整ってる」といいます。






 「整う(ととのう)」に向いている人  

Photo by Adobe Stock



「整う」ことに向いている人は、特に20代後半から40代の方々におすすめです。現代社会では、日々の仕事や生活の忙しさによってストレスや疲労が蓄積されることがあります。このような方々にこそ、サウナの整うことが有益であり、その効果を実感できます。

最近では、特に若い世代の間でサウナが注目を浴びています。しかし、20代後半から40代の方々も、仕事の忙しさやストレスからくる疲労を感じていることが多いのではないでしょうか。そのため、サウナを利用してリラックスし、心身のバランスを取り戻すことがおすすめです。

「職場の人間関係」「ノルマや求められる成果」「労働時間」「お客様対応」などなど、仕事のストレスが必ずあると思います。

ただ、サウナでは「必ず」といっていいほど、このストレスが和らぎます

このストレスが当てはまる方は一度お仕事を休んでサウナに行ってみてもいいかもしれません。



一度、携帯電話などのデバイスから離れて、リラックスの時間を楽しむことで、心の余裕を取り戻すことができるかもしれません。現代社会では、携帯電話がストレスの原因となることもありますが、サウナでの静寂なひとときは、リフレッシュと気分転換の絶好の機会です。


ぜひ、サウナに足を運んでみてください。熱気と共に心地よいリラックスが訪れ、普段の疲れやストレスを解放する良い機会となることでしょう。



この年代の方々がサウナで過ごすひとときは、自身へのケアと癒しの贈り物です。デジタルから離れ、体の芯から温まり、心地よい緊張から解き放たれる経験は、日常の慌ただしさから解放される貴重なチャンス。ぜひ、サウナの中で自分だけの至福のひとときを見つけてみてください。

真大阪サウナでは、初心者向け・30代の方~40代の方向けに無料サウナレッスンも行っております。よりサウナでリラックスしていただける様なプランもございますので、お気軽にお問合せください。






 なぜサウナがストレス解消になるのか 


画像:https://girlschannel.net/topics/1904919/


「ととのう」のメカニズムは、自律神経とホルモンバランスとの関係によって説明されます。サウナに入る際の熱さや息苦しさ、そして水風呂での冷たさによって、最初は交感神経が活発に働きます。しかしその後、適切な休憩を挟みながら温冷のサイクルを繰り返すことで、副交感神経が優位になります。この交感神経と副交感神経のバランスが整うことで、さまざまな健康効果が得られるのです。


このプロセスによって、身体はβ-エンドルフィン」と呼ばれる脳内麻薬や、「オキシトシン」という幸せホルモン、さらには精神を安定させる「セロトニン」といったホルモンが分泌されると考えられています。これらの物質は、鎮痛作用や不安緩和、幸福感をもたらす効果を持っており、ストレスの軽減にも寄与します。こうしたホルモンの分泌によって、心身がリラックスし、調和のとれた状態に近づくことが「ととのう」感覚を生むのです。


繰り返しの温冷刺激と休憩のサイクルによって、交感神経と副交感神経が交互に働き、心地よいバランスが保たれることで、サウナの効果が最大限に引き出されるのです。このメカニズムを通じて、サウナでの体験が心身の健康に良い影響をもたらすことが理解されています。






 1番ととのう方法 


~サウナサイクル~

 1. サウナに入る (6分~12分)

 2. 水風呂に入る (60秒~120秒)

 3. 休憩(5分~20分)

 4. 1~3を繰り返す×2・3セット

  

1.  サウナに入る(6分~12分)

 サウナの温度は90度~100度の温度がおすすめ。

 最初にサウナに入り、体を十分に暖めます。高温に耐えることで、身体の発汗や血行促進が起こり、代謝が活性化します。これにより、身体の老廃物や毒素が排出される効果が期待されます。


2. 水風呂に入る (60秒~120秒)

 水風呂の温度は16度前後がおすすめ。

 サウナから出てすぐに水風呂に入ることはかなり冷たくなりますので、まずはぬるいシャワーを頭から浴びてください。その後、水風呂に入ります。身体を急激に冷やします。これによって、血管が収縮し、交感神経が刺激されます。この刺激により、体内の老廃物がより効果的に排出されるとされています。


3. 休憩 (5分~20分)

 外の椅子もしくは中の椅子でくつろいでください。

 外の空気に触れてリラックスすることをサウナ用語では「外気浴

 部屋の中の空気に触れてリラックスすることを「内気浴」といいます。

温泉でよく「冬なのに外の椅子に座って、寒くないのかな」と思ったことはあると思います。そうです。その人たちは整っているのです。またサウナ→水風呂の後であれば、どんなに寒い場所でも整うことができます。

 





 サウナに入る際の注意点 


1. 体調の悪い時は避ける

 サウナを利用する際には、適切な入室時間と頻度の確保が重要です。最初に、サウナに入る前に十分な休憩を取ることが大切です。食事後やアルコール摂取後は、体調が万全でない可能性があるため、入室を避ける方が良いです。過度な頻度での利用も避け、一度の利用後には適切な休息時間を確保してから次回の利用を考えるようにしましょう。自身の体調や疲労度に合わせてサウナの利用スケジュールを立てることで、健康へのプラス効果を最大限に引き出すことができます。


2. 水分摂取の重要性

 サウナ利用時の水分摂取は健康に欠かせないポイントです。サウナ内の高温環境での発汗により、体内から多くの水分が失われます。水分不足でのサウナの利用は脱水症状になる恐れがあります。こまめな水分補給を心がけ、冷たい水やスポーツドリンクを利用して脱水を予防しましょう。適切な水分摂取は、サウナ体験を安全かつ効果的に楽しむために欠かせません。


3. 長時間の滞在の避け方

 サウナ内での長時間の滞在には注意が必要です。適切なサウナ体験をするためには、5~15分程度の短時間での利用を心がけましょう。長時間の滞在は体への負担を増やし、脱水や体力の低下を招く可能性があります。短時間の利用には十分な発汗や血行促進効果があり、その後の冷却と休憩のフェーズと組み合わせることで健康効果を最大限に引き出せます。また、過度なサウナ利用も避け、一度の利用後は適切な休息を確保し、体に十分な回復時間を与えるようにしましょう。これにより、効果的なサウナ体験と健康へのプラス効果を実感することができます。






 サウナの利用を避けるべき人は? 

引用:https://www.otsuka.co.jp/cmt/scene/pregnancy/

1. 妊娠中の方

 妊娠中の方は、サウナの利用を避けることが一般的に推奨されています。妊娠中の女性の体は通常よりも敏感であり、サウナの高温環境が胎児に影響を及ぼす可能性があるためです。


2. 心臓疾患や高血圧の方

 サウナ内の高温環境は心臓に負担をかけ、心拍数を上昇させることがあります。心臓疾患や高血圧の方は、サウナ利用による血圧の増加や心臓への負担を避けるため、利用を控えましょう。


3. 呼吸器系の疾患を持つ方

 サウナの高温と湿度は呼吸を困難にすることがあり、喘息や慢性呼吸器疾患を持つ方にとっては症状の悪化を招く可能性があります。サウナ内の空気が呼吸に影響を及ぼすため、利用を避けることが重要です。


4. 高齢者

 高齢者は体温調節機能が低下しているため、高温環境での過度な熱への暴露は体に大きな負担をかける可能性があります。高齢者は熱中症や体力の低下を招く恐れがあるため、慎重に判断する必要があります。


5. アルコール摂取後の方

 アルコールは脱水を引き起こすため、アルコール摂取後のサウナ利用は体への負担を増やす可能性があります。アルコールの影響下では体の体温調節能力が低下するため、利用を避けることが推奨されます。真大阪サウナでは、入室時にアルコールチェックをさせていただいております。






 まとめ 

サウナは、健康な20代から40代の方々に向いています。疲れやストレスの解消、血行促進などの効果が期待できます。ただし、心臓や血圧に問題のある方、妊娠中の方、呼吸器系の疾患を持つ方は医師の指示に従い利用をお控えください。高齢者や体調不良の方も注意が必要です。サウナのトトノイの効果を最大限に引き出すためには、自身の健康状態や医師のアドバイスを基に、安全な利用を心がけることが重要です。

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